<ホテル・就職>旅館・ホテル、正社員不足割合41%

旅館・ホテル、正社員不足割合41%

 

 帝国データバンクが2020年10月に行った人手不足に対する企業の動向調査で、旅館・ホテルの正社員不足割合は40.5%と、5月以降、増加傾向が続いている。Go Toトラベルキャンペーンが始まった7月以降、伸びが顕著になっている。

 新型コロナウイルスが深刻化する前の1月に61.5%と、半数以上が正社員不足と回答していた。ただ、コロナの感染増加とともに率が下降。4月に12.5%まで下落した。

 その後、5~7月は漸増傾向となり、7月に18.2%を記録。8月以降は急上昇し、10月は2月に近い数字まで戻った。

 旅館・ホテルの非正社員不足割合も、正社員不足割合と同様の動きを示している。

 一方、正社員を過剰とする企業割合は、旅館・ホテルが32.4%で、51の業種中7位と上位になっている。非正社員も23.5%、9位と上位になっている。